日記


2008


 9/15(月

わーひさしぶりに日記書こう。

というか過去日記見たら約一年ぶりの日記更新ですね、
もうこれ日記とは言えない。年記です。知るかオラァ。
とか投げやりに怒りっぽいこの性格を直そうと思う今日この頃です。

最近、僕は夜空の星を眺めることが多いのですが(ロマンチストなので。嘘)
あーなんでオリオン座っていっつも見えるの?冬の星座じゃないわけ?
とかいちいち屁理屈でウザイこの性格もできたら直したいです。
あぁだから友達いないんですね。ふん、別にいいですよ〜一人で生きていけるもん!
という強がりもいい加減やめたほうが良いよ?って思います。
あと、「もん」とか使うの正直アレだし。どの面下げて言うのですか?
性格だけではない。今までの自分の愚行、ひいては人生そのものを、再考すべきでは?

あぁ混沌としてきた・・そうだ、気晴らしにベランダに出て星空を見よう。
うん、今宵も吸い込まれるほど綺麗なオリオン座。
僕の体は自然とふわふわ浮き上がり、ベランダの柵を越えてそのまま空へ。
そう思うが早いか、僕は20m下の地面に叩きつけられる。
違う。僕は飛び降りたんじゃない。
空に。星に。そこまで行きたかっただけ。

月は、ただじっとそれを見ていた。


そんな想いを込めて作ったのが、新曲「月喰い」です。
って言えば、信じてもらえるのでしょうか?(何を?)



2007〜


 9/24(月)

最近、週一でサウナに行くのが習慣になっています。
汗まみれになるのが爽快で、老廃物と一緒に、数え切れない憎しみや
サトウ君のことも、全部排出している気になれるのも気に入っています。

今日はサウナに先客が。狭い空間で腕立て伏せをしている50代のおじさん。
特に気にせずに座っていたら、おじさんは腕立てをやめ僕の横に座り、
豪快な声で話しかけてきた。

「オイ若者、元気か?俺がこの年でもこんなに体を鍛えてるのはな、
いつ戦争が起きても戦える体を作っているのさ。昔は山篭りしてあらゆる修行を
つんできた。誰もやったことのない辛い修行をだ」

ううん、困った。僕はこういう人を振り切れないので微妙に相槌を打ってしまう。
あぁでも全然興味ない。

「俺が若いときは色々と度胸を試したものだ。一番凄かったのはバイクに乗って、
福岡から佐賀まで、時速100kmで一度も止まらず走りきったことだ」

とまあ武勇伝を聞かされ、気のない返事も悪いと思い、ここぞとばかりに大きく驚き、
「へえー!なんだかそれって神に選ばれた人間って感じがしますねっ!」
とまくしたてると、おじさんは「うんまあ、そこまで思わないけど」って普通に返してきた。
いやそこノッてこねぇのかよ。

なんかむかついたので、おじさんをサウナ奥の石んトコに投げ捨てて帰りました。




9/16(日)

日記を書くとき、僕は常に満たされていないし、
日記を書くとき、僕は常に怯えている。

君が毎日寂しくなると言うから、僕の腕をプレゼントしたよね。
こいつはじゃんけんもできるし、何か上手くいったときには
頭を撫でてくれる。まして眠いときには枕になる優れものだ。

君がそれでは足りないと言うから、僕の足をプレゼントしたよね。
これはお風呂のお湯を掻き混ぜる時、ゴルフのパターとして、
また膝枕としても使える多様性のあるものだ。

けれども大切にしておくれと、あれほど注意したのに。

日記を書くとき、僕は常に満たされていないし、
日記を書くとき、僕は常に怯えている。

サイトを開設していつの間にか3年が経過したという事実が、僕をそうさせる。
うん、僕自身も忘れてたこの一言が言いたかっただけ。



2006〜


 4/9(日)

桜が、とても綺麗で、綺麗で。
そんな気分の高揚せざるを得ない季節に、風邪ひいて寝込んでるのがとても嫌で、嫌で。


関係ありませんが、最近、気に入っているおもちゃがあります。その名もおばけ探知機
幽霊を感知すると画面が発光し、どういう幽霊なのかを教えてくれるという嘘臭さ抜群の
一品。(唯の浮遊霊だとか、性質の悪い自縛霊だとか数種類ある)
僕はこういうものが大好きなのでわざわざ遠出しては、あちらこちらに歩き回って反応を
楽しんでおります。


それだけで別におもしろい話とかはありません。
ただ、今日僕の部屋で思いっきり探知機が反応しました。移動性の無害な霊のようです。
だから今夜は、とても怖くて、怖くて眠れないと思います。(たぶん普通に寝ます)

さよなら。



2005〜



 8/14(日)

いつの間にやらサイト開設してから丸一年が経ったんですね、早いなあ。
更新放置してるのにも関わらず来てくださってる方々、ありがとうございます。


私生活が良くも悪くも本当に濃い一年でしたので、自分がサイトを持って
いることを忘れるという事態もままありました。これはどうかと思います。
しかし、このサイトを始めたことによって得られたものはとても大きく、例
えばサイト公開後、僅か一週間で腰の痛みが改善されました。父の。
母は 「最近、顔色がとても良くなったわね」 と弟に言っていましたし、
祖父は、一昨日から行方不明です。ありがとうございます。


さて、このサイトが二周年を迎えるころにはもう少しMIDI/曲作りの腕が
上がっていますように(他力本願)。



 6/29(水)

この湿気は、この暑さは、人々の精神を限界に追いやっている。


外へ出ると、そこに並んでいるのは不快そうな顔ばかり。
そしてその全ての不満がまるで僕に向けられているかのようだ。
皆が僕を見、皆が僕を憎んでいる。これは錯覚か?いや違う。何故って
そう思うが早いか一人の男が絶叫しながら
僕に襲いかかってきたから。
なんとか身をかわすも、その男の行動に焚きつけられたかのように周囲
の人間も次々と絶叫しながら僕に向かってくる。


多勢に無勢。僕ははがいじめにされ、目の前には斧を持った貧相な男。
細い腕を震わせながらなんとかそれを持ち上げると、ひいっ、と情けない
声を漏らしながら僕の頭上めがけて一気に振り下ろした。


ああ、僕の頭は割れてしまったのかな。脳が覗いているのかな。僕から
は見えないけれどこんにちは、はじめまして。君の名前は、そうだなあ、
ジョシュってのがいいな。よろしくね。
その時向こうのほうから悲鳴が聞えた。あれは5組のタケル君だ。どうや
ら彼は臓物を根こそぎ取り出されているようだ。タケル君はそれらに一体
どんな名前を付けたのだろうか。そんな事を考えながら僕は絶命した。


ニンテンドーDS買ったら取り扱い説明書にこんなこと(↑)が書いてあった
んです!で最後に 「・・・あと本製品は水に濡らしたり分解したりしないで下
さい」って申し訳程度に書いてあったんです!ほんとうです!あっちいけ!



 6/26(日)

今日もなんとか雨を逃れ、一日を終えることが出来ました。
まあ、水不足が叫ばれている今の状況下ではあまり良い事
でもないんですが、それにしたって雨はキライです。
料理下手なあの人が一生懸命作ってくれた肉じゃがは…
大好きです。なんだこれ。


暑い、とにかく暑いんです。あんまり暑かったんで、「いや〜
カキ氷食べたくない?今ならバケツ一杯分でもイケそうだよ」
と冗談をほのめかすと、相手に怪訝な顔をされました。
僕が唐突に見知らぬおじさんに話しかけていたので、おじさん
のその反応は正しかったと思います。


明日はポストに話しかけてみよう。(※暑さは人を狂わせます)



 6/25(土)

Wiest氏よりバトンなるものを受け取りました。


■Total volume of music files on my computer
(今コンピュータに入っている音楽ファイルの容量)
■Song playing right now(今聴いている曲)

■The last CD I bought(最後に買ったCD
■Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me
(よく聞く、または特別な思い入れのある5曲)


というやつです。
こういうのははじめてなので緊張します。頑張って答えてみようと
思いますがその前に。なんかバトンを渡す相手として五人を指名
しなければいけないようなので、以下の方々にお願い致します!
強制ではないですがよろしくお願いしますね!


・ゆうのほーむぺーじ / ゆう氏
・狂気の宴 - 死あるのみ - / 夢苦露(むくろ)氏
・赤ちゃん日記〜息子ケンジの成長記録です!〜 / ピチピチママ氏
・ねこ大好き!〜私のペットの写真館です!(※会員制)〜 / にゃあ太氏
・日本人、そのより所と萌え所 / 即死


まぁコレ全部脳内の友人なんですけど、どうしろっていうんですか?(聞きました)



 6/21(火)

友人その他方面から、何かとモノを貰うことの多い今日この頃。
それは何気ない気遣いであったり、純粋な祝福であったり。
そういった事をしてもらいながら自分が返せるものといえば、
どうにも足らない謝礼の言葉だけ。情けない話である。
気持ちで感謝を表すのも一つの手立てだが、貰いっぱなしでは
男が廃る。“目には目を”である。違う。でもなんかそんな感じ。


さて、思い立ったらすぐ実行。これは自分の性分だ。
贈り物をくれた友人の一人に電話。今日ご飯でも食べよう、奢るよ。
え、遅くなるから無理?すぐにでも贈り物のお返しがしたいのに。
なんとかできないの?あ、切れちゃった。じゃあ別の奴に電話。もし。
君この前靴欲しいっていってたよね?以前のお礼に買ってあげるよ、
遠慮するなよ、そういや君の彼女もうすぐ誕生日だったね、彼女にも
何か買ってあげる。いらない?どうして。そうか、まぁお二人とも幸せ
にね、ふふ。えーと次はあの娘の家に行ってみよう。おうい僕だよ、
開けておくれよ。やあ今晩は、実はお礼がしたくてね。僕の誕生日に
ストラップくれたよね、ああ、高い物じゃないのは分かってる、要は気
持ちだものね。君はバッグが欲しいんじゃないかな?そら、買いに行
こうよ。うん?今からだよ。さっきも言ったろ、お礼がしたいんだ。
おい怖がるなよ、そっちがくれたから僕もするんだよ?嬉しいだろう。
早くしないとお店が閉まるから、ほら、だから騒ぐなよ、迷惑だろう。
おい、いい加減にしろよ、あれオマワリさん、この娘うるさいんです。
え、僕をですか。あれ、どういうこと?痛いな、二人がかりでズルイぞ。


こうして僕は、罪を知りました。知るか。


 6/15(水)

ここのところサーバーの不安定によりサイトが開けなかったり、重かったり
といった状況が続いているようで、訪問者の方々には大変申し訳ないです。
FTPにも繋がらなかったため更新もできませんでしたが、これはどっちに
しろ更新するネタもなかったので特に問題ありませんでした。
ただ今後もこういった状態が続くのであれば引越しも考えなければなりません。
そう、僕たち一家が、夜逃げ同然で引っ越したあの頃のように・・・。


と書けば、“暗い過去を背負っている人”的なイメージが着いてかっこいいかも、
と思いましたが実際書いてみるとそうでもなかったです。仕方が無いので、とり
あえずおにぎりを握ってみました。けれどいくつ握ろうと、味も形も、母が作って
くれたおにぎりには到底及ばないのです。僕が中学生の頃は、あまり裕福でなく
学校へ行く前に母から弁当ではなくラップに包んだ大きなおにぎりを二つ手渡さ
れていました。その度に僕は 「もっとマシなもん作れ!クラスの皆は弁当箱に
おかずが入っているやつを食べてるんだ!こんなもの恥ずかしくて食えるか!」
と喚き散らしていました。それでも昼休みにこっそり隠れるようにして食べていた
おにぎりは、とてもおいしかったのです。


そんなことを考えていると、ふいに涙が流れました。こんな嘘ばっかり書いてる
自分に対して。もう寝ます。ぐー。



 5/21(土)

もー最近はボーとしすぎてて、駄目だー。


なんでこんなに油断できるのか。
上りなれた自分のマンションの階段で思いっきりこけて顔に怪我。
病院に行けばトイレに財布を忘れ、病院のスリッパのまま外へ出る。
バイクで病院へ来たというのにも関わらず、徒歩で自宅へ戻る。
あと、中学以来の友人の名前を素で呼び間違えた。
「トール」なのに「ヨシミチ」って言った。ちょっとこれ字数すら合ってない。
人の、まして友人の名前を間違えるなんて、切腹モノだと思う。


だから切腹した。
はは、やっぱり僕の血は、赤くなかった。



 5/6(金)

一昨日、目が覚めて鏡台へ行くと大きなゴキブリがいた。というか僕の顔だった。
はて、色は割りと白いほうだと思っていたんだけどな。


翌日、そこには大蜘蛛がいたが、やはりそれは僕の顔だった。
なるほど、足が八本あるので紛らわしいが、確かだ。


今朝、僕に顔はなかったが、知覚があることにまず感謝した。


そんな夢を見られたらいいねと君が言ったから、五月六日はサラダ記念日。
いやそんな夢を見たんです。



 5/5(木)

頭が痛いです。ついでに頭が悪いです。どうしよう。


曲を作るときは、いつもきまって具合が悪い。
そういえば去年、オリジナルとアレンジの3曲を速攻で完成させてサイトを開設した
ときも38度の熱にうなされていたなぁ。作業に取り組むと発熱する不思議。
もっと懸命に取り組めば人体発火も夢ではないかもしれない。頑張るゾ!



 4/9(土)

転送制限のキツイ、忍者サーバーが大好きです。嘘です。(一時消されました)


・・察するに、駅のホームの線路脇には数輪のタンポポが咲いていたのだろう、
通過列車が通ると、その風圧によって綿があたり一面に舞い散る。雪のように。
これはちょっとした光景だな、と綿を目で追った。電車を待っている乗客の服に、
髪に、わさわさと付いていた。それは僕とて例外であるはずも無く。


タンポポが少し嫌いになった。



 4/2(土)

“ 今年も大変暑くなってまいりましたが、お体の調子は如何でしょうか。
明け方に飛び立ったカラスの鳴き声は、夕刻程にはそちらにも届いておるのでしょうか。
土砂降りにも見舞われましょうし、又、気分の悪いほどに晴れる日もあるのでしょうね。
 ところで私の方はと申しますと、今年こそは耳奥で鳴り響く人工的で無機質な、この
忌々しい音からどうにか逃げ出したいと思っている次第であります。
 ただし、この音から逃れられぬのは、過去に再三行った引越し等をもってした上で、
確実な事だと言えるのですが。

細心の注意を払い、なるべくに早く。
                    
                    お腹の空くマンションの一室より  なかお あ○ら”


どうやら明日も生きるしかない。こんな手紙をもらっては。
もはや僕には、噛む爪すら残っていないのですから。



 2/15(火)

いやぁ、良く寝たー。
ぐっすり一ヶ月と六日ほど寝ちゃってたなぁ。
ホント、する事といえば食うか寝るかだからなぁ。父は。


家の近くにインド人が営んでいるカレー屋があり、最近よくそこへ行く。
カレーはやはり根本から味が違うし、ナンは甘くておやつ感覚で食べ
られる。なにより独特の香辛料を使ったタンドリーチキンがありえない
程美味しい。むしろタンドリーチキン目的で通っている。


その店の従業員は一人のインド人を除いて全員日本人なのだけど、
コミュニケーションはきちんととれているのかなぁと余計な心配をして
しまう。インド人の店主が、時々調理場から聞いたことのない言語
(たぶんインド語)で威勢のいい声をあげているが、それに応える従
業員は 「ういーっす」 「あ、はーい」 と普通に日本語を使っている
からだ。従業員はほんとに意味を分かって返事をしてるのだろうか。


ひょっとしたらインド人は 「ワタシ ハヤク コキョウ二 カエリタイ!」
とか言ってるかもしれないのに。それで 「うぃーっす」 って。
あるいは僕に向かって 「カレー食う前に死ねばー!?」とか言って
るんだったらすごくムカつくなぁ、となんか思いました。さよなら。



 1/1(土)

今年も明けてしまった。僕だけ明けてくれなくても良かったのに。


年末はこれ以上ないくらい皆で飲みに行く機会が多かったです。
飲み会でこれ程多忙を極めたのは人生初めてかもしれない。びっくり。
誘ってくれた各友人方には大変感謝していますが、僕は下戸です。
従って多くの場合、僕は酔って盛り上がっている方達の輪に入る事
も適わず、部屋のはじっこで一人ジャンケンをしていたり、小声で蟻
の生態について自分なりにまとめた考えを発表したりしていました。
(あまり親しくない人にうっかり聞かれてしまったので、殺しました)


今年はお酒を飲めるようになりたいな。



2004〜


 12/29(水)

人には、脳裏に焼きついて離れない記憶というものがある。


僕の場合それは、小学生の頃、放課後の教室で垣間見た光景である。
僕以外誰もいない教室正面の黒板に記してあるのは男女二人の日直
の名前。恋仲を噂されていたのか、真ん中に赤いチョークで相合傘を
描かれていた。教室後ろには習字の時間に皆で書いた 「 希望 」という
文字が30数枚並べてある。
上の物は下の物に似ていたし、逆もまたそうだった。筆跡は考えない。
隣の教室もそう、その隣も。机も同じ。どれも同じ。古さは考えない。
要は同じ形のものが幾重にも重なり先には果ても見えない状態を造り
出していたことは言うまでもないのだし、僕あそれに恐怖していたのだ。
大きな渦に飲み込まれそうな感覚に襲われ、教室の隅にうずくまって
いるしかない。その時の校内放送は「 最後の人は戸締りをして早く帰り
ましょう 」といつたもので、そのやけに甲高い声が恐怖心と直結し、僕
の脳の小さな細胞の一つ一つを突き抜けたのだとしrて明確なびジョン
を、見えたた。


委員長:「 それは違うと思います」  僕:「 それは何故ですか 」
という始まりまとプールで溺れた正人君は帰ってこないで終わり。
映像は丸く、厚く、しかしくたびれており、醜悪だったし耽美だった。
つまり僕は仲間を募ることにした。急げ!イインチョウを倒すのだ!
教室の窓に向かうと人々がどんどん落ちた。ドアに向かうと花瓶に
挿してあった向日葵が笑った。教室を飛び出し廊下を走り、階段を
駆け上ると 「 良い物を見せてあげよう…」 僕は戸惑ったものだ。
そうしている間にも、止まない雨が地面を打ち抜き、きゃつが復活。
参謀なかおあきらの手によりごぉーっとこの世は滅んだ。


                         「 走れメロス 」 より抜粋



 12/12(日)

あー、今年で4回目の風邪だよ。しかも数日寝込むほどの・・。
そりゃしばらく日記書くことも曲作りする気力も沸かないっつーの。


と、さっき父が言っておりました。僕には何の事かよく分かりませんけれど。
嘘です。僕に父はいません。という重い話題を一体誰が望むのでしょうか。
今の僕にできることは、今日を生きる努力を怠らず、明日というポケットに
小さな希望を詰め込んでさあ飛び出そう宇宙へ。そう、母なる宇宙へと・・。


このような抽象的な締めにはいい加減飽き飽きしている。(僕が)
さて、風邪で辛いのは、時間があるにも関わらず曲作りができない事だと
思う。なにしろ頭が割れそうな程痛い ( 実際に少し割れていた ) 状態で
音楽を聴くと、まあ、地味にきつい。音楽を聴かなくとも、耳鳴りがする。
終いには幻聴まで聴こえる。気がするのです。


「おいっ、火事だぞっ!逃げろーっ!!」
という父の叫び声が居間から聞こえてきましたがたぶん幻聴です。
再び寝ることにします。



 11/28(日)

寒さが、以前にも増して本格化し始めたようだ。


外へ出るにも厚着をし、バイクに乗るならマフラーや手袋といったものが
欠かせない。帰宅したらしたでブルブルと身を震わせ、手はかじかんで
いて服のボタンをなかなか外す事ができず、歯はカチカチと音を立て、
顔色も悪く、頬はこけ、目は窪み、全てに失望し、わずかな自尊心さえ
失いかけている。しかしまた、執拗なまでに悪意ある人間を憎み、他人
を踏み台にすることをも厭わない卑劣な人間に対する復讐心はメラメラ
と燃えさかっている。


ようするに、僕は今お腹が減っているのだ。(ご飯まだかナァ)



 11/25(木)

今日、家に帰宅する途中に嫌な物を見てしまいました。
両側を民家に挟まれた細い路地の曲がり角付近、脇の街灯に照らされている
のは四方に飛び散った女性のものとおぼしき髪の毛。かなりの量が束になっ
てそこにあったのです。


そんなものを見せられた僕はご乱心甚だしかったわけですが、いったいどうい
う経緯でそうなったかを考察してみる。


1. その場所で彼氏にふられた女性が失意のあまり自分の髪の毛を引きちぎる

2. その場所で彼氏に結婚を申し込まれた女性が、嬉しさのあまり自分の髪の
  毛を引きちぎる

3, それを見た彼氏は完全にヒいてしまい、申し出を取り消す (1に戻る)

4. おじいさんが、盆栽と間違えてそこにいた女性の髪を刈ってしまう。


なにを想像しても怖いなぁ。
まぁそのあとウィッグかな、とも思いましたけど。髪の不法投棄、ダメ、絶対。



 11/22(月)

久しぶりに電話した友人に、それとなく自分がサイトを作った事を話しました。
相手は激励の言葉と共に「ネットでの発言には注意しろよ」との忠告を添え
てきましたが、もはや手遅れです。


でもまぁ、確かにそういった事には気をつけなければ。弱小サイトとはいえ、
自分の何気ない発言が他者に誤解を与えることも十分考えられるわけで。


例えばここで、自分に対して 「僕が歩く度に、地面がへこみます」 と書けば
この人は、ちょっとばかり重たい人なのだな、と思われるかもしれませんし、
「昨日、うっかり人を踏み潰しました」 と書けば、この人はちょっとばかり背
の高い人なのだな、と思われるのかもしれません。
ましてや、「可愛いなぁ。ヤワラちゃん(谷 亮子)は可愛いなぁ」 と書けば
この人はなんて美的感覚に溢れた人だろう!と思われることは必至です。


人は何かをできる権利を得ると同時にそれに対する責任を負います。ネット
上とてそれは変わらないのです。イプセンという人の格言にもこうあります。


「未亡人の愛は欠乏の苦痛であり、夫婦の愛はただの習慣だ。」



えーと、全然関係ありません。



 11/20(土)

今日は朝も早くから僕以外の家族が出かけ、一人留守番をしておりました。
こんな時に限ってよく鳴る玄関先のチャイム音。誰かやって来た様子。
人一倍臆病な僕はその音が止むまで部屋の隅で震えておったのですが、
いい加減何回も鳴らされたのでとりあえず開けました。ズボンのファスナを。
たいした物は入っていませんでした。


気を取り直してドアに向かい、勇気を出して開けました。茶筒のフタを。
そう、僕はいま茶筒を持っていたのです!関係ないですけどね。


とかやってる間にも鳴り続けるチャイム音。わわ、忘れてた。慌てて開けま
したよ、ズボンのファスナを。ってそれはもういいんです。
やっとの思いでドアを開けるも、そこには誰もいませんでした。


ひいぃっ、幽霊だ!とは思いませんでしたが良く考えてみれば、僕のマンシ
ョンはオートロック式なのでドアに向かうより先にインターホンで確認後、一
階のドアを開けるボタンを押さなくてはならなかったんだ、と気付く。


このマンションに引っ越して一年経つのに、ちょっと、アレだなぁと思った。
結局ボタンは押しませんでした。



 11/14(日)

ふぅ、久々に大笑いしたなぁ〜。「は行」で。
それはそうか。「な行」で大笑いしている人など見たこともない。
なっなっなっ!なんていう笑い声も聞いてみたい気はするけど。


なんで大笑いしたのかっていうと、その内容が全然分からない。
なんか瞬間的なイメージで唐突に笑ってしまった。その時頭に浮か
んでた映像も無かったのにワケ分かんない!って感じで余計大笑
いしていたのだけど、時間が経つとなんか腹立ってくるなもう。
何笑ってんだ?僕は馬鹿なの?


と知人にメールしてみた。すると「 世の中には分からないほうが良い
こともあるんだよ。」って応えてくれた。なるほど、深いなぁ。


イラク問題も中国とのいざこざもオレオレ詐欺も全部分かんない!
やったぁ!(知能指数は 2 くらいです)



 11/10(水)

現代は“病める社会”とも言われている。
バブル崩壊後の長引く不況のなか、大人たちはかつての余裕を無くし、
神戸や17歳による一連の犯行あたりからどっと増えた感のある少年犯罪。
まさに混沌の時代、その影響は身近なところでも見ることができる。


A「俺さぁ、絶対病んでるよ」
B「何でよ?」
A「最近嫌な夢ばっかり見るし・・」
B「どんなん?」
A「ほぼ毎日青木さやかが出てくるんだよね。マジ、すげーダメ出しされる」
B「いや、そんなんやったら俺とか病みまくりやし」
A「オマエも同じよーな夢見てんの?」
B「うん、ヤワラちゃんがよく出てくる」
A「…どっちの?」
B「漫画じゃないほう…」
A「うはは、病んでるなー!なんかされんの!?」
B「なんかでんぐり返りしながら近づいてくる。めっちゃ笑顔で。マジ泣きそう」


と、電車で僕の後ろに座っていた人達が話していました。
その時、不覚にも僕はクスッと笑ってしまったのですが、その表情を
向かいの綺麗な女性に見られてしまいました。…もう殺すしかない!



 11/3(水)

雨が降りそうで降らない微妙な天気の中、書店に向かう。
すると入り口付近に佇んでいる女性二人。見るに英会話の教材販売員だ。
こういった場合、話しかけられても無言で通り過ぎるのが一番良いだろう。
しかし一人の女性が目の前に立ちはだかり、こう言った。「少しお時間頂け
ませんか?隣のファミレスでコーヒーとケーキでもごちそうしますよ…」


気がつくとファミレスでケーキを食していた。なかなか口の巧い販売員だ。
食べ終わると、「あれ?僕は何で知らない人とファミレスにいるんだ!?」
とすっかり素に戻り、外の景色に目をやりながら押し黙ってしまった。
向こうも向こうで新人さんなのか、なんだか言葉もたどたどしく、二人の間
に流れる空気は非常に寒いものとなった。


一通り説明を受けたあと丁寧に断り、「ケーキまでおごるって太っ腹ですね」
と呟く。すると女性は 「はい、でもこれ自腹なんですよね。そうでもしないと
なかなか話しを聞いてももらえないし…」と厳しい現実の一面を見せる。
しかし彼女は決して暗い顔はしていない。最後に「この仕事、結構好きです」
とはっきり言った彼女の瞳に、決して嘘はなかったと筆者は感じた。


がんばれ!リクナビは働く人みんなを応援しています!
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 10/25(月)

ちょっと足が痛く、歩くのがだるい。


恐らく昨日二時間ばかし散歩をしたのが祟ったのだろうが、それにしても
自分の体のなんと貧弱なことか。これもうおっさんじゃないか。
そんな訳で今日は歩くのを止め、地面に寝そべったままゴロゴロと転がり
たい衝動に駆られていた。ラクそうだし。駅の階段を転がり落ちていくとか
ちょっと楽しそう。エスカレーターがある所では、その辺の人に抱きかかえ
てもらいエスカレーターの左右の手すりに頭と両足を乗せ、そのまま下へ
とローリング。下手な絶叫マシーンよりおもしろいかも。


けれども、ひとたび外に出れば周りは汚物だらけだ。さすがに僕もゲロや
犬のフンを体全体で受け止める度胸はない。


だから僕は今日も歩くのだ。二本の足で大地をしっかりと踏みしめながら。




 10/24(日)

きのうは ちょっときせつはずれの花火大会を 友だちと見に行きました。
うちあげられるまで一時間くらいぼくはまっていて さむくてふるえていま
したが 花火があがるとわぁっとなり さむくなくなりました。
でも となりにいた友だちは 花火が一つあがるたびに 「 なあ あの
花火 一ぱついくらだろうな 」 とすっごいさめたことをゆいました。
そんな友だちを見て ぼくは思いました。
今の友だちのことばは げんだいの 長びく不きょうからくるこようじょう
せいの悪化 また せいじかや しょうちょうの出す穴だらけの金りせい
さくにたいする いかりと不まんのメタファーなのだと。知るか。
メタファーってゆいたかっただけ。
メタファーってゆいたかっただけ…。



 10/19(火)

one-evoさんのサイトINFINITYが閉鎖。
ショックすぎてトップページを見た瞬間、体中の穴という穴から色んな汁が
出たような気がしました。とにかく技術力やアレンジセンスが素晴らしく、僕
も作る曲の方向性は違えどすごく尊敬してて、(勝手に)目標にしていた人
なだけに残念です。今まで本当にお疲れ様でした。
…よし、とりあえず寝てみよう。寝て起きて、やっぱりこれが現実の事だと
分かったらまた寝よう。



 10/16(土)

うんとこどっこいしょ うんとこどっこいしょ
な〜んで〜も〜で〜き〜ちゃ〜う〜は〜ずな〜んだ〜
こんどはきっと いちにのさん


10数年前のグリコのCM。子供が歌うメロディが良かったのと、CMの最後
に母親役の人が「ゆっくり大人になりなさい」と語りかける台詞が印象的
だった。映像も、3、4歳の子が逆上がり(だったかな)を一所懸命に頑張
っているという内容で、当時小学校の半ばだったけどじわっと来るものが
あった。むしろ見るたび泣いてた。


調べたら聴けるとこありますね。うーんやっぱり泣ける。
記念にリンクしとこう。

http://www.darie.com/works/swf/d_4.htm



 10/15(金)

普段全く気にならないことが、ふと気になったりする。


先週は、電柱と電柱の間を伝っている電線がひどく気になっていた。
一本の電信柱から何本も何本も、電線が空を覆い尽さんばかりの勢いで
そこらじゅうに伸びている。改めて外を見渡すと圧巻、だった。いやほんと、
周りの景色が電線に侵食されていると言っても過言じゃない程に電線だら
けだ。そのうち空を見上げても真っ黒な電線しか見えなくなるのかもしれな
い、なんて考えているとどうにも眠れなかった。ことはなく普通に眠った。


今日は、電車の中で、おばあさんが口をちゅぱちゅぱ言わせている音が気
になっていた。よく分からないが、あれはきっとおいしいアメを舐めているに
違いない。僕も欲しいけど、「その口の中のやつ僕にも食べさせて下さい」
って言って渡されたのが入れ歯だったりしたらどうすれば良いの?やっぱり
コレ、食べなきゃダメなの?とか考えると、夜も眠れなくなってしまう。ことは
なく普通に眠ると思う。




 10/11(月)

タレントの早見優さんって亡くなってるとばかり思ってた。


懐かしのTV番組 『カトちゃんケンちゃん』 で “そこまで言う?早見優、
しょう油、ラー油、I love you” というネタがあり、小学生の頃僕のクラス
でも大流行していた。しかし、ある時を境にそれをマネする人はいなくな
った。マネをすると必ず誰かがこう言うからだ。「 早見優は亡くなったん
だから、そのネタは不謹慎だよ 」それ以後僕も、周りの友達も、他のク
ラスでもそのマネをする人はいなくなった。


昨日、小学校時代からの友人と話している時、ふとその事に触れると
「いや、死んでないし、死亡説なんか誰も言ってなかったよ。マネしな
くなったのは単にブームが終わっただけじゃん」 と言われてびっくり。
早見優さんが生きていた事に驚き、ついでにブームが沈静化した流れ
も食い違ってて「 あれれー?」となった。


そういえば、僕が昔話を持ち出すと、皆の記憶と肝心な所が食い違っ
てるんだよな。皆で遊びに行った場所が違ってたり。その時いなかっ
たはずの友達がいたり。


うわぁ、ひょっとして自分、捏造癖があるのかな。ちょっとショックだ。



 10/8(金)

注文の多い大造じいさんとちびくろちいちゃんは くじらぐもの夢を見るか?


小学生の頃に授業で使っていた国語の教科書。
その中のいくつかの文を載せているサイトさんがあったので久々に読んで
みる。「ちいちゃんのかげおくり」 「くじらぐも」 「スーホの白い馬」 etc…。


いやぁ、改めて読むとすごく良い文章ばかりだなぁ。これらの作品をを教科
書に載せた人、いい仕事してるなと思った。内容はほとんど忘れてしまって
いるのに、その中の一文だけはずっと頭に残っていたりするというのは、や
はり言葉の選び方、運び方が凄く巧いからだろうな。「よかったね よかった
よ」 「かまきりりゅうじ(著者名だけど)」 「赤い実はじけた」 「手がちんちん
する」 とか。


うーむ、昔からこんなにも人格形成に役立ちそうな良い作品達と接していた
のに、何で今の僕は駄目人間なんだ。



 10/7(木)

髪が不必要に伸びてきた。
しかし、今月は金欠のため髪切りに行くのもちょっと厳しい。
仕方が無いので自分で切った。

わぁい大失敗。もう二度と外には出ません。




 10/4(月)

「うわー、どうしよう。やばいよ」
立ち寄ったスーパーのアイス売り場の一角でそう言い合う男の子二人。
(4〜5歳)
今にも泣きそうな顔をしていたので、何かあったのかと尋ねてみる。どう
やらアイスを眺めていたら、手に持っていた大事な指輪を冷房の吹き出
す穴に落としてしまったのだという。そりゃ大変だと思い店員さんを呼ぶも、
そこに落としてはどうする事もできないと申し訳なさそうに言うだけだった。
次の瞬間には泣き出す子供達。


「大事な指輪だったのに。すごく高かったのに。」と泣きながら言う子供。
僕はその子をなだめながら、その指輪はいくらするものなのか聞いてみる。
「…えっとね…100円」
思わずズッコケそうになった。なんでもお菓子のオマケの指輪らしい。
まぁこのくらいの子供にとっては100円といえど大金だよなと納得。


この状況で見ず知らずの人間が、子供にお金をあげることが良い手段だ
とは思わないけど…100円だし、と子供に消費税込みの105円を渡す。子
供達は少し驚き、その後はありがとうと言って、その指輪入りのお菓子を
買いに走っていった。


そんなわけでアイス売り場に取り残された自分。折角なので「アイスの実」
を買って帰ることにした。



 10/2(土)

昼。道端を歩いていると、SUM41というバンドのなんとかってCDが裸で落ちていた。
こういった円形のものを見つけるとムショウに投げたくなる。で、投げた。
CDは空高く舞い上がり、風に乗って遠くへ行くこともなく数m先の車に当たった。
乗っていたおじさんに怒鳴られた。本当にごめんなさい。
そして図書館へ行き、江戸川乱歩のなんとかって本を手に取って開く。
図書館で本を読むそぶりをしたかっただけなので内容は読んでない。すぐ退出。
後は公園でパンを食べながらボケーとしていると夕方になったので帰宅する。


こんなんでいいのだろうか。



 9/29(水)

ここ最近における鬱陶しいほどの懐古癖は留まるところを知らず、遂には幼少の頃聴
いていたNHKみんなのうた≠おぼろげながら、所構わず歌い出すに至った。
「メトロポリタン・ミュージアムって曲は挿絵が不気味だったのと、歌詞の最後の一節
“大好きな絵の中に 閉じ込められた”という後味の悪さも手伝って、子供の頃の恐怖
ソングNo.1だったなぁ、エフフ…」などと思い出に浸り続け、何もする気が起こらない。
どうしよう。
といった趣旨の内容を友人と話していると、「あぁ、俺“みんなのうた”のCD持ってるよ」
と言われた。え、まじですか。びっくりして二回言った。「二枚組みのやつね。最近中古
で買った」…守備範囲広いなこの人。


早速CDを借りた。上述の“メトロ〜”が入ってないのが残念だが、一曲ごとに蘇る記
憶の数々。やっぱりいいなぁ。これから毎日聴きまくる…4曲目で消した。
なんか実際聴くとお腹一杯になった。




 9/25(土)

昨日は知人の方と、どこぞに行かねばならない事情があったので車に乗った
のですが。僕は一応免許持ってるけど最強のペーパードライバーなので運転
は無理。すると当然向こうが運転する訳で。特に親しい仲でもない人と乗るの
は緊張する。(10歳年上だし)


乗車して5分。なんというか、運転が荒すぎだ。車一台通るのがやっとという道
でも60`近く出している。横から人が出てくれば確実に殺せる。怖い。
ていうかこの人馬鹿か?


…待てよ、この人はひょっとしてブレーキというものを知らないのではなかろうか。
うん、たぶんそうだ。それをはっきり言うと彼が傷つくかもしれないのでなるべく柔
らかい口調で 「 アクセルの左にあるのがブレーキです。踏むと、スピードを落と
すことができます 」と告げると 「馬鹿にするな」と一喝されてしまった。なんだと。


一時間後、やっと開放。でも帰りも乗る。



 9/18(土)

月見をする予定の場所に一人で向かっていると、雨が。


かなり激しく降ってきたので、こりゃかなわんとばかりに近くのネットカフェへ
逃げ込む。仕方ないので一時間雨宿りしよう。こういう出費が多いからお金
が溜まらないんだよな、などと反省しつつ店員さんから受け取った座席番号
は13番。今日はいい日になりそうだ。


しかしここは全席喫煙OKらしく、タバコが吸えない自分には匂いがきつかった。
一時間が過ぎる頃にはすっかりテンションも下がっており、「これで外がどしゃ
降りなら笑うしかないなー」なんて思いつつ外へ出るとビックリ!どしゃ降りで
した。笑いながら帰りました。


ずぶ濡れで家に帰りパソコンを立ち上げるとバックライトが壊れており、画面が
真っ暗でした。もう、笑うことはできませんでした。(家族用のパソコンで更新中)



 9/13(月)

夜に鳴く猫の声は、赤ん坊の泣き声のようで不気味だ。
気になるので散歩がてら外に出て、声のするほうへと向かう。すると両脇を民家
に挟まれた有料駐車場の端に、猫を一匹見つける。


僕が俗に言うヤンキー座りで猫の前に座ると、たたっと寄ってきて膝の上で丸く
なった。うわ、何だコレ、すっごいカワイイ。やけに人懐っこい猫だ。可愛さの余り
いてもたってもいられなくなり、近くのコンビニで30円のサラミを三本購入。早速
猫に食べさせてやろうと先程の駐車場に戻ると、そこには見慣れぬ中年のおじ
さんが。おじさんはあの猫をさっと抱きかかえると何処かに行ってしまった。


あぁ…飼われてたのか。僕は暫くその場に佇み、サラミを三つとも口に入れると
力の限りそれを噛みちぎった。勢い余って頬肉も噛んだ。
口内炎になりませんように。



 9/10(金)

雨の降る日、駅前の大きな交差点などがある場所で傘の一時的な貸出って
やってるんですね。全然知らなかったな。横断報道を渡る前に、黄色い服を
着た人から傘を借り、渡り終えたらそこにいる同じく黄色い服を着た人に返す。
微妙に便利ですね。


そしてその駅前で“私は超能力が使えます。”と書いたプラカードを首から下
げている男性を見た。別に透視します、○○しますとかいった類のことは何
も書いていない。年齢は二十台後半くらいだろうか、格好は至って普通のお
兄さんといった感じだけれど。こちらから頼めば良いのだろうか。
「 あなたの超能力で僕の頭を粉砕して下さい 」と言えばやってくれるのだろ
うか。


しかし僕は人見知りだし、まして頭を砕いて欲しいわけでもないので、そのま
ま通り過ぎることにした。



 9/7(火)

いやー台風すごかったなー。
つい一週間前に上陸した台風より勢力が強かったこともあり、思わず外の
荒れ模様に見入ってしまった。すると50m程先のマンションの一角にも、窓
越しに外の景色を呆然と見ている女性を発見。それは別にどうということは
無いけれど、その人は二時間経っても三時間経っても同じ体勢でそこに居
続けていた。


よく見るとそれは人ではなくピンク色のモップだった。
僕の眼はもう駄目かもしれないと思った。



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